鍋のような存在に、私はなりたい。


熱くてやる気があって、周りに対して良い影響を与える人がいる。

一方で、

冷めていて批判的で、周りに対して悪い影響を与える人がいる。


火に水をかけると消えてしまう、のと同じように、せっかくやる気のある人材も、

冷めた人材が多すぎる環境ではうまく燃えることが出来ない。


しかし、僕はある事実に気がついた。


鍋に水を入れて火にかけ続けると、水を沸騰させることが出来る、ということに。


つまり火と水の間に「鍋」をひとつ挟むだけで関係性は逆転し、

水が火のジャマをするのではなく、火が水を活かすというパラダイムシフトが起きるのだ。


これを人間に置き換えてみると、


冷めた人材と熱い人材を把握し、その間に立ってほどよい関係性を気づきながら、

熱い人材が冷めた人材を熱く変えていくように働きかける。

そのような存在が鍋だということだ。


これは組織マネジメントや人材開発、コーチングにおける本質を示していると思う。


つまり、人材や組織を生かすも殺すも鍋のマネジメント次第、ということだ。


火で水をあっという間に沸かし、美味い料理を作れるような、

そんな鍋に、私はなりたい。

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